ウィントン・マルサリスの練習方法(訳)

完全に転載ですが。

1. 指導者を探すこと:あなたが何をすべきか熟知している経験豊かな先生を見付けて下さい。良い先生は、あなたが練習する目的を理解するのを助け、より簡単で有効な方法を教えてくれます。

2. スケジュールを書き出すこと:スケジュール(タイムテーブル)はあなたの時間を計画的にする助けをします。あとで練習する複雑な曲の基盤になるものなので、その前に基礎練習をする時間を必ず設けて下さい。例えばもしあなたがバスケットボールの練習をするとしたら、スケジュールの中に必ずフリースローを入れるでしょう。

3. 目標を設定すること:スケジュールと同じく、目標はあなたの時間の管理や、上達の度合いを管理することを助けます。また、目標は特定の期間何かの努力をすることにおいて、挑戦を意味します。しかし、特定の行いが本当に難しいのであれば、目標はリラックスした設定にしましょう。練習は、結果を成し遂げるために痛みをともなうまで突き詰めてはいけません。

4. 集中すること:あなたは、ため息をついたり、うめき声をあげたりする前に、あと10分は集中して練習することが出来ます。これは、ゲームやテレビ、ラジオなどの誘惑に負けず、さらに練習を続けることを意味します。最初は数分集中することから始め、徐々により長い時間に増やして下さい。特に若者においては、集中するという努力もまた練習です。

5. リラックスすることと、ゆっくり練習すること:急ぐ(焦る)ことなく、あなたの時間を練習に費やして下さい。あなたがスケールやかけ算の九九、スペイン語の動詞の時制などの新しい何かを学ぼうと試みた時と同じように、ゆっくりから始め、徐々にスピードを上げていく必要があります。

6. より長く厳しい練習をすること:あなたの不十分な部分に直面することを恐れてはいけません。練習には出来ない所に多くの時間をかけましょう。あなたのスケジュールは、あなたの強みと弱みを反映するように調整して下さい。簡単に出来る所に時間をかけてはいけません。成功した練習(良い練習)とは、あなたが自分の欠点と直面していることを意味します。落胆することなくそれと向き合えれば、結果あなたは上達することが出来ます。

7. 練習に表情を持たせること:あなたは毎日「あなた自身」と向き合って生きています。どんなにつまらない、些細なことであっても、自分の全てをつぎ込み、最善を尽くして下さい。それによって、あなたがどうしたいか、何をしたいかを表現しましょう。

8. ミスから学ぶこと:私たちの誰もが完璧ではありません。ですから、あなた自身に厳しくなり過ぎないで下さい。もしもあなたが(アメリカンフットボールで)タッチダウンを奪われたり、(野球で)三振を取られてゲームが終わってしまったとしても、それが世界の終わりを意味する訳ではありませんよね。ゆっくりと立ち上がり、何がうまくいかなかったのかを分析し、そして練習を続けて下さい。ほとんどの人はチームやグループの一員として音楽をやっていると思います。もしもあなたがチーム全体への貢献のために努力、集中することが出来れば、あなたの個人的ミスはそんなに大変なことではないと想像できます。

9. 見せびらかさないこと:何か特技があると、人はそれを自慢したくなるものです。高校生の時、私は呼吸のテクニックを学び、トランペットのソロで10分間ブレスをすることなく演奏することが出来ましたが、父は私に「そういうテクニックはお客さんに喜んでもらうために使いなさい」と言いました。あなたがこのような(見せびらかすような)演奏をした場合、それはあなた自身やお客さんをだましていることになります。

10. 自分自身で考えること:成功も失敗も、問題を解決することは、最終的にはあなた自身の能力によるものです。ロボットになってはいけません。走り高跳びで背面跳びを生み出したディック・フォスベリーを例に挙げてみましょう。それまでは誰もがバーに駆け寄り身体の前方から跳び越えていたのですが、フォスベリーは、背面から跳ぶことでそれよりも高く跳ぶことを開発しました。自分自身で考えることは、あなた自身の判断力を高める助けになります。あなたは時々間違った判断をすることもあり、何かを無駄にするかも知れません。しかし、正しい判断が出来たとき、あなたはより成長することが出来ます。

11. 楽観的になること:あなた自身の世界観をあなたがどう感じるか(受け止めるか)。あなたが楽天的になれれば、物事はすでに素晴らしいか、今後素晴らしいものになっていきます。ミスを乗り越え、より成長することを楽観主義は助けてくれます。ポジティブな姿勢は、あなたの身の回りで起きることが常に素晴らしいと感じさせてくれることができ、結果忍耐力をももたらしてくれます。

12. つながりを見付けること:あなたが何を練習したとしても、それらは(一見音楽とは関係のない)他の何かともつながっています。言語を学んだり、美味しい料理を作ったり、人とうまくやっていくことも練習が必要ですよね。それらの上達のための訓練を(音楽とのつながりを見付けることに)発展させられるなら、その訓練はあなたが他に何かする(音楽をする)時にも役立ちます。そのつながりを理解することはとても重要です。最初は違うと感じることでも、お互いの関係を発見することで、あなたの世界はより大きくなります。言い換えると、『woodshed』(練習)は大きな可能性の世界を開くことが出来ます。

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